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マンションを購入した場合のランニングコストについて(1)

2021.4.15
株式会社興宝貴のホームページにお越しいただきありがとうございます。代表の中島です。
今回はマンションを購入した場合の「ランニングコスト」について説明していきたいと思います。

マンションと戸建てで大きく異なる点の1つとして挙げられるのが「ローンの支払い以外に必要な月々の維持費」です。

必要な維持費はマンションによっても異なるのですが、ここでは一般的なものを挙げていきたいと思います。

管理費

修繕積立金

駐車場代(駐輪場代)

・固定資産税、都市計画税

・保険料

・その他、町内会費やセキュリティ設備使用料等


上記の内、オレンジ色で記載された費用はマンションのみ必要になる費用で、その他は戸建ての場合でも必要になるのでお気をつけ下さい。

これら全てを説明していきますと長くなってしまいますので、まずは「管理費」と「修繕積立金」について説明していきたいと思います。



管理費
管理費とは主にマンションの共有部(エントランスや廊下)の光熱費管理人の人件費に当てられる費用です。金額はマンションによっても全く違うのですが、大凡1万円〜2万円位を見ておけば良いと思います。

修繕積立金
修繕積立金も主にマンションの共有部の修繕に関した費用で、外壁の防水工事やタイルの修繕、エレベーターのメンテナンス費用等に当てられます。金額はマンションによって違うのは当然なのですが、所有している部屋の大きさによっても違います
1㎡辺り200円という相場が一般的で、大凡1万5千円〜2万5千円位を見ておけば良いと思います。


管理費も修繕積立金も注意していただきたい点は、「マンションによって全く金額が異なる」という点です。例えば、タワーマンションですと設備のグレードが高く維持費がかかるので高めに設定されている建物が多いですし、総戸数(1棟に対しての部屋の数)が30戸未満と、少ない建物も1世帯辺りの負担が多くなるので高くなるケースが多いです。

またもう1つ注意していただきたい点がございまして、「マンションの管理費と修繕積立金は金額が変動する」という点です。
マンションの所有者は定期的に所有者同士で話し合いを行うのですが、
仮に15年後に外壁の修繕を行う計画を立てたとします。しかし、今の積立金のペースでは15年後に間に合わなかった場合どうするでしょうか?
いくつかの妥協案は出てくるのですが、このときに修繕積立金の金額を上げるケースが結構な頻度でございます。

もちろん所有者として反対意見を主張することもできるのですが、マンションの所有者間での話し合いなので必ずその意見が通るとも限りません。中には購入時から修繕積立金の金額が2倍になってしまった。という方もいらっしゃいますので注意が必要です。

※管理費も変動はしますが金額が大きく上がるというケースは滅多にございませんのでご安心下さい。


これら全てを覚えようとすると大変ですので、ここではマンションを購入した場合、月々の支払金額は住宅ローンの返済だけでは無い。という事だけ覚えていただければ良いかと思います。
私共は初めて家の購入を検討されているお客様でしたら、「車を持たない方であれば、ローンの支払い+3万円を月々の費用として見積もっていただければよいかと思います。」とご説明させていただいております。よろしければご参考にしてみて下さい。


私たち株式会社興宝貴では、不動産の事は全くの初心者です。という方に1から丁寧にご納得の行くまでご説明をさせて頂いております。

何か気になることや疑問点等ございましたらお気軽に申し付け下さい。