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賃貸物件の内見で意外と知られていないチェックポイントについて

2021.5.8

株式会社興宝貴のホームページにお越しいただきありがとうございます。代表の中島です。

若いお客様から非常に多い質問の1つで「内見の際にはどういったポイントを見れば良いですか?」というものがございます。

これまでに何度かお部屋選びのご経験がある方でしたら、ご自身にとっての必要な項目はなんとなくご認識頂いていると思いますが、初めての方は何を基準に選んだら良いかわからない点が多いかと思います。

そんな方々のご参考になればと、今回は貸物件の内見で意外と知られていないチェックポイントをお伝えしたいと思います。

初級編上級編で記載をしておりますので、既に一人暮らしのご経験が長い方は上級編からお読み頂ければと思います。



<初級編>

①浴室乾燥機能付

最近はこちらの浴室乾燥機能付の物件が増えてきまして、浴室に冷暖房と乾燥機能がついているお部屋です。

こちらの乾燥機能はカビの繁殖を防ぐだけでなく、梅雨の時期でも洗濯物をすぐに乾かしてくれる為、非常に使い勝手の良い機能です。

但し、非常に電気代が高くなりやすく、毎日2時間程度稼働すると月に約5,000円程度電気代が嵩みます。


②内廊下

エントランスに入ってからは外気に触れず、ホテルの様に密閉された空間を通ってお部屋に入ることが出来る物件です。

階数関係なく虫がお部屋に殆ど入ってきませんし、砂埃等が溜まることもありません。また、簡単に中にも入れないためセキュリティ面も優秀です。

最近は新型コロナウイルスの影響で意図的に換気をしている物件も多いのですが、それでも外廊下よりは遥かに虫やセキュリティ面での安心感がございます。


③宅配ボックス

ご実家から初めて一人暮らしをされる方に強くオススメしたいのが、宅配ボックス付きの物件です。

宅配サービスが生活の一部になっている現代人ですが、日中は家に居ないことが多いため、一人暮らしを始めてみて想像以上に荷物を受け取れない。という声を多く聞いております。

築古でも後付で宅配ボックスを設置している物件もございますので、ご条件に追加されることをオススメします。


④日当たり

窓の向きが南や南東が一番日当たりが良く、北向きは日当たりが悪いとされています。

マンションの乱立している都内でお部屋を探す場合は、窓の向き以上に採光を妨げるものが無く、日中の時間帯にお部屋に明かりが入るか判断する必要があるので、内見はお昼前後にされることをオススメいたします。



<上級編>

①ゴミ捨て場とメールボックスの確認

共に屋内と屋外にあるケースがございますが、住人が共有で使用している場所はその建物に住んでいる方々の生活観が一番わかりやすい参考資料になります。チラシやペットボトルが散乱している物件は、そういった事が気にならない方が多く住んでいる物件である可能性がございます。


②マンション内の掲示物

エントランスがある建物には殆ど「掲示板」というものが存在しております。マンション内での注意事項や近隣の工事の連絡が掲載されているのですが、こういった掲示物が定期的に更新されているかで、管理会社の管理が行き届いているかの判断をする事が出来ます。騒音やペット、タバコの煙に関した注意はどのマンションにも掲載されているので、その掲示物があるから迷惑をかける住人がいる。とのご判断はしないようにしましょう。


③壁の厚みの確認

お隣さんとのお部屋の境界の壁の厚みを確認することをオススメします。確認の仕方は軽くコンコンと叩いてみれば、意外と一般の方でもわかります。音は主に木製ボードとコンクリートの2種類がございまして、コンクリートの方が生活音は漏れにくいです。また、同じコンクリートでも厚みの差がございますので、内見した物件は全て壁を軽く叩いてみると段々厚みの有無の判断もできるようになってくると思います。

※あまり叩き過ぎると隣人の方の迷惑になるので数回だけにしておきましょう。



以上が、賃貸物件の内見で意外と知られていないチェックポイントになります。

売買の場合には他にも見ておいた方が良いポイントもございますので、またの機会に記事にしたいと思います。


私たち株式会社興宝貴では、不動産の事は全くの初心者です。という方に一から丁寧にご納得の行くまでご説明をさせて頂いております。


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