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仕事もプライベートも充実させる「いい習慣」の作り方

2021.10.2

こんにちは!株式会社 興宝貴です。

今日のテーマは「いい習慣の作り方」です。

最近、勉強や運動、料理、副業など、「新しいことを始めた」というお話をよく聞くようになりました。ネット上で情報を無料で手に入り、参考書や解説書も自宅ですぐ買うことができる現代は、何を始めるにも良い環境だと言えるでしょう。

しかし、「始めた」話と同じくらい、「続かなくてやめてしまった」というお話もよく聞きます。やめて元に戻るだけならまだ良いのですが、「何をやっても続かない自分」という印象がついてしまい、他のことに対してもモチベーションが下がってしまう、ということも珍しくありません。

そこで今日は、スキルも自信もアップした自分になるために、無理なく続く「いい習慣」の作り方についてお話ししていきます。

こちらの記事は note でも公開中です。note で読みたい方はこちらから。

ステップ0:まずは準備。ゴールをイメージしよう!

想像する

具体的な習慣を作っていく前に、まずは「習慣化できて、うまくいった自分」をイメージするところから始めてみましょう。


実は、習慣を作る時に失敗する例の多くは、目的設定に原因があります。最初は仕事や健康のために始めたことが、いつの間にか「50日継続」、「10kg減量」など数字だけの目標とすり替わっている、なんて経験はありませんか?

この「目標」が「目的」と入れ替わってしまうと、「体調が悪くて継続が途切れてしまった」、「なかなか数字が達成できない」といった理由で取り組むことへのモチベーションを失ってしまいます。

たった一回の記録や、たった一日の未達成で止めてしまうのはもったいないですよね。そこで、数値だけに囚われないよう、目的を「イメージ(=場面の映像)」で補強しておくのがオススメです。

「筋トレを継続して、体に自信を持っている自分」や「読書習慣をつけて、知識を仕事に役立てている自分」など、この習慣が続くことでどんな自分になっているか、を頭の中で描いてみましょう!

絵が得意な方は、実際に描いてみてもOKです。
達成イメージが描けたら、具体的な習慣作りに入っていきましょう!


ステップ1:小さく区切って書き出す

画像2

「達成した自分」が描けたら、今度はそこに辿り着くために必要なことを書き出してみましょう。

ポイントは3つ。

・自信がなくてもOK。まずは書いてみる!
・やり始めてから内容を変えてもOK!
・一番最初のステップはできるだけ簡単に!(読書なら、「読む本を決める」、「毎日本を開く」など)

できるだけ簡単に、シンプルに自分なりのステップを組んでみましょう。


例)ゴール:経済の知識をつけて、取引先の経営者と自信をもって会話できる自分

  ①ニュースアプリで「経済」のジャンルをフォローする
  ②朝の通勤電車で「経済」ジャンルの見出しをチェック
  ③取引先の業界に関するニュースはメモする

最初は「誰でも達成できるでしょう?」と思うくらいのもので大丈夫。簡単な行動でも、長期的に続けることができれば大きな変化が生まれます。

難しい目標を掲げるより、簡単でも無理なく続けられるものからやっていきましょう!
一気にたくさん作らず、一つずつ始めるのも大事なポイントです。


ステップ2:コントロール下に置く

付箋

やっていくことが決まったら、次は「続けやすくする環境」を作っていきましょう!

始めたてやうまくいっている時はモチベーションを高くキープできるため、継続は簡単に思えます。ですが、体調が悪かったり、結果が出なかったりと、不調時にはこれまで積み上げてきた習慣があっという間に崩れてしまうもの。

特に、自分でコントロールできない要因が関わる習慣を作る際は注意が必要です。気合十分で「さあ始めるぞ!」と動く前に、うまくいかない時でも続けられるよう、先回りしておきましょう!


何をすればいいかというと、

・作るステップを、他者や天候など、自分以外に左右されない内容にする
・達成できない時に、代わりにやることを決めておく
・継続が止まった時の挽回期間を決めておく

の3つです。


例えば、健康のために「毎日のランニング」を習慣化する場合、雨の日はどうするか決めていないと「雨だから今日は走らない」→「昨日で継続が途切れちゃったからもういいや」と走るのを止めてしまうかもしれません。

ですが、あらかじめ「雨の日は傘をさして散歩、または自宅で筋トレ」などと決めておけば、自分次第でコントロールできるため、せっかく作ってきた習慣がストップせずに済みます。

同じように、体調不良で止まってしまっても、「1週間以内に再開すればOK」や「月に1回以上走っていれば継続中とみなす」など、再開のためのスールがあれば、続けやすいかもしれません。

途切れない、そして一度途切れても再開しやすい状態をキープできる自分ルールを決めて、新習慣をスタートしていきましょう!


ステップ3:達成を見えやすくする

チェックリスト

ステップ2までの内容で新しい習慣が動き出したら、やって欲しいことが「達成の見える化」です。

継続や達成が目に見えてわかる、というのは大きなモチベーションになります。とはいえ、「記録する内容が細かすぎて面倒」とならないよう、簡単な方式にしておくのがいいでしょう。

例えば、「毎日ランニングをして、走った日はカレンダーに赤丸をつける」、といった方法であれば続くかもしれません。

合わせて、カレンダーなら毎月のページの上部、ノートを使うなら最初のページなど、見やすいところにSTEP0で決めた「達成イメージ」も(文章でもイラストでも良いので)書いておくとさらに効果UPです。


まとめ

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!
「習慣化ができるようになって、自信あふれる自分」になっていくイメージは湧いたでしょうか?

「ちりも積もれば山となる」の言葉通り、小さな行動でも、継続していけば大きな変化を生み出します。先行きが不安な現代だからこそ、続ける習慣を持ち、「変わる」ことができるあなたになれれば、それが大きな武器にもなり得ます。

ぜひ今日からでも、「自信あふれる自分」に向けていい習慣を作っていきましょう!