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耐震基準について

2021.4.2
株式会社興宝貴のホームページにお越しいただきありがとうございます。代表の中島です。

今回は「耐震性」についてお話をしていきたいと思います。
家の購入を考えている方で一番不安に思われている点が「震災にあってしまったらどうしよう?」という点です。
常に震災と隣り合わせの日本で生活をしている以上、誰もが考える大きなリスクだと思われます。
私共は、いつもお客様に「最低でも新耐震基準の物件を選定するようにしましょう。」とご提案しております。

新耐震基準とは、1981年6月1日以後の建築確認に適用されている耐震基準法でして、震度6強〜震度7程度の揺れで容易に倒壊してはならない。というルールが設定されております。

これはあくまで構造計算上での話なので、絶対に大丈夫と断言できるものでは無いのですが、物件探しの一つの目安にして頂けたら良いと思います。
ちなみにですが、新耐震基準は1981年6月以後に設計がなされた物件が対象なので、実際は1983年以後を目安に物件をお探しする事をお勧め致します。

また、木造住宅を考えている方でそれよりも強固な家に住みたい。という方は2000年6月1日以後に建築確認がなされた物件をお勧め致します。
この改正では、「強固な地盤を作る事」と、「柱や壁の接合部を金物を使って固定する事」が義務付けられました。


震度7を超える震災が来た場合はどうするの?と心配される方もいらっしゃいますが、日本国内で震度7を超えた地震は未だ観測されておりません。

<参考例>
1995年 阪神淡路大震災 最大震度7
2002年 十勝沖地震   最大震度6弱
2004年 新潟中越地震  最大震度7
2011年 東日本大震災  最大震度7
2016年 熊本地震    最大震度7


また、今お支払いの賃料と同額の住宅ローンの返済を行った場合、ほぼ全ての方が「今よりグレードの高いお部屋」に住むことができます。
マイホームをご購入いただいた場合、地震で住めなくなってしまったらどうしよう。と心配になるのは当前な事だと思いますが、賃貸でお住まいの場合でも同様に、地震に対してのリスクとは隣り合わせである。という事も認知して頂いた方が良いと考えております。

お住まいをお探しする際に、築何年以内の建物が良いかの判断材料の1つになって頂けたら幸いです。


私たち株式会社興宝貴では、不動産の事は全くの初心者です。という方に1から丁寧にご納得の行くまでご説明をさせて頂いております。


何か気になることや疑問点等ございましたらお気軽に申し付けください。